TREATMENT
診療案内
矯正歯科
歯科用CTを用いた矯正治療
矯正治療では表面に見える歯だけをきれいに動かしているのではありません。実際に動かしていくのは、歯ぐきに覆われた歯根の部分です。そこで当院では安全で確実な矯正治療に欠かせない機器として、最先端の歯科用CTを導入しています。
歯科用CTでは、従来のレントゲンと異なり、3次元の検査データを得られます。立体画像によって歯根や顎の骨の厚み、形状などしっかり把握でき、慎重な診断が可能です。将来のリスク回避にもつながる治療計画を立案でき、スムーズな歯の移動を目指せるのです。
また、3次元の画像データは、レントゲンで得られる平面的な画像と異なり、患者さんにとっても直感的で分かりやすい画像です。歯並びがきれいになっていくプロセスや、咬み合わせの改善など、3次元のシミュレーションを用いることで、明確にお伝えすることができます。
矯正治療
小児矯正
小児矯正というステージでは、顎骨を広げていくことで、大人の歯が並ぶためのスペースを確保します。
子供の骨はどんどん成長していくので、負担なく骨を大きく広くすることができます。広くしても、顔が大きくなったりはしません。むしろ鼻を高くする方向へ広げます。
この時に使用する装置はリンガルアーチや拡大床装置です。
十分大人の歯が並ぶスペースを作った時点で小児矯正は終了です。
『床装置』¥60,000~ ※装置により金額は異なります
ワイヤー矯正(マルチブラケット)
歯の位置を理想的なポジションに並べていきます。
小児矯正によって得られたスペースがあれば、簡単に移動して理想的な位置に並べることができます。
小児矯正をせずスペースがない場合は、抜歯や歯を少し削ることで歯が移動できる幅を設け、矯正治療を行なっていきます。
この時に使う装置は、皆さんがよく矯正と言われてイメージするマルチブラケット装置(ワイヤー)です。
近年審美への需要の高まりもあり、当院では金属のブラケットだけではなくセラミックタイプの白いブラケットや白く塗装してあるワイヤーも取り扱っております。
マウスピース矯正
当院では、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したインビザラインを導入しております。
iTero※(口腔内スキャナー)を用いてお口の中をスキャンし、患者様ごとに透明で目立ちにくいマウスピース型の矯正装置が作製され、アメリカから輸送されます。
1〜2週間に1回のペースで新しいマウスピースに交換していただく事で、歯並びを綺麗にしていきます。
患者様に安心して治療を受けていただけるように、矯正認定医やインビザライン矯正医による、模型、レントゲン、CT※、その他の資料の分析を丁寧に行い、治療に臨んでいきます。
※iTero
通常行う歯の型取りを機械でのスキャンでデータとして取り込みます。
患者様のご要望があれば、矯正相談時に無料で矯正前→矯正後の仮想シミュレーションを動画でご覧いただくことも可能です。
※CT
上顎と歯の位置関係、下顎と歯の位置関係、骨の厚み、密度、親知らずの有無や萌出方向などを確認し、歯をどれだけ動かすことができるかを調べます。
マウスピース矯正のメリット
1.透明で目立ちにくい
2.取り外し可能なので食事で邪魔にならず、歯磨きも今まで通り行える
3.金属アレルギーの心配がない
4.ワイヤー矯正に比べて傷や口内炎ができにくいなど痛みが少ない
5.通院回数が少ない
症例によって治療方法がご期待に添えない場合がございますので、詳しくはドクターやスタッフにお声がけください。